HOME > Hopeブログ > アーカイブ > 勉強への取り組み・意識: 2020年8月

Hopeブログ 勉強への取り組み・意識: 2020年8月

スマホ問題

夏休みも終わり、新学期が始まりましたが皆さん、休み期間もしっかりと日々の学習は出来ましたか??

「スマホを見ている時間が多かった」という人も多いのではないでしょうか。

私自身、学習塾で働いて10年以上が経ちますが、やはりここ数年間で生徒のスマホ問題に関するお悩み・ご相談をお聞きする機会も明らかに増えております。


今はスマホ一台あれば、色々とすぐに検索出来たり、動画を見られたり、音楽を聴いたり、本当に身近な存在で便利なものとなっている反面、子ども達の中では一度スマホを触るとなかなか止められずにひたすらYouTubeを見たり、ゲームをしてしまうことが多い様です。
年々、色々なものが便利になることによってメリットもある一方で、デメリットも必ず存在します。

その中でもご家庭で、子どもがスマホを見られる時間を決められていたり、普段はそこまで厳しくはしていないけど、テスト前は規制を設けたりなど、色々と工夫されているところもあるかと思います。

私自身、今現在のスマホを持っている子ども達を見ていて、自分で
「ON⇔OFFの切り替え」さえ出来れば日々の学習においては何も問題無いと思っています。

口で言うのは簡単ですが、これを生徒たちにどう伝えて、どうやってそう出来るように導いていくのか、私も生徒もかなりの根気が必要になる時もあります。

でも最終的に、自分で集中して勉強する時、逆にしっかりと休む時、の切り替えが出来れば、普段の学習の成果にも大きく繋がっていくので、今後もその辺りの指導&サポートも継続して行っていきます。



学習塾Hope
住之江区北加賀屋5-2-9(南港病院向かい)

成績が上がらない理由

塾に通っていてもなかなか成績が上がらない最大の理由、それは「意識」の問題が大きく、そもそもの意識が無いのであれば、塾に通おうが、優秀な先生・講師に指導してもらおうが、全く意味がありません。

当塾では主に下記のステップで指導しております。

Ⅰ.意識改善
Ⅱ.学習の仕方

Ⅲ.学習の習慣付け
Ⅳ.問題での解き方

しかし、多くの個別指導では入塾直後からⅣに重きを置いて、いかに分かりやすい指導をして理解させて点数を取らせるかに力を入れます。


私自身、個別指導で長年に亘って数多くの生徒を指導してきましたが、やはりどれだけ問題での解き方などを時間をかけて教えても、結局は「勉強に対する意識」が希薄であれば、成績も上がらないし、実力もつきません。

学習への意識が希薄とは?

・「中身を理解する」より「終わらせること」を重視する。

・一つでも出来ることを増やそうという意識がない。

・改善点を次に活かそうとしない。

等々があると思います。

学習への意欲が希薄になってしまう原因としては、まさに小学生からの学習習慣です。
普段の学校の宿題やテストにおける目標として100%を目指さなくても、適当にこなしていても、特に何も言われずにそのまま進級していって卒業しますが、もちろん中学生になると授業レベル・スピードが小学生の頃とは異なります。

小学生の時点で学習意識が希薄になってしまった子ども達にとって、中学から早急に改善していこうとすると、それはかなり大変です。
その状態で通塾となると、指導する側も先ずはこちらで決めた学習プランである程度、強制的に勉強をさせていく中で生徒自身の意識の変化を待つしか無く、(個人差はありますが)それなりに時間もかかりますし、忍耐も必要です。

成績を上げていくために、先ずは生徒自身の学習意識の定着は必須条件です。
その為に教室でも生徒とのこまめな会話、テスト終了後の個人面談など、生徒たちにとって何かしらの刺激・きっかけになり得るようなことも今後変わりなく続けていきます。



学習塾Hope
住之江区北加賀屋5-2-9(南港病院向かい)

自主的な学びとは?

当塾は自立型学習塾であり、各生徒に合った形で自立して学習が出来るような環境・学習プラン等を提供し、その中で自主的な学びを行う意識&習慣付けをしてもらいます。

なぜ、自主的な学びが必要なのか??

「自ら学ぶ学習」と「受け身学習」では学習効率が全く異なるからです。

何となく塾に通って授業を受けて、やることだけやって、特に指示が無ければ何もこなさない、という生徒も多くいます。

一方で、先生から指示されてはいない、宿題には出されていないけど、やるべきことを自分で考えて自主的に学習し、その中で分からなかったところも積極的に質問する生徒も多くいます。

どちらがより実力を伸ばし、その先の学習にも活かせていけるでしょうか。

当然、後者です。


特に高校生になってから急に成績が取れなくなった、というお子さんも多いと思いますが、高校では教科数も増え、内容レベルも上げるので中学生までで受け身学習の習慣&意識が付いてしまっている生徒は当然、躓きます。

実際、テストでしっかりと結果を残し続ける子、どんどん実力をつけていく子は学校の提出課題・対策プリント以外にも特に苦手と思う箇所の復習をしたり、何か練習プリントが欲しければ先生に頼むなど、自分で考えて・工夫もしながら学習をしています。

当塾では単に目先の点数や受験合格の為だけの指導は一切せず、高校生になってからも自分で色々と考えて、工夫もしながら「自主的な学び」を出来る生徒を一人でも多く育てる塾です。

受け身学習と自立学習では後々になって学習の質・実力の差として明確に現われてくるので、小学生、中学生の段階から自主的な学びが出来るような意識や習慣付けを行っていくことはとても大事です。



学習塾Hope
住之江区北加賀屋5-2-9(南港病院向かい)

1

« 勉強への取り組み・意識: 2020年7月 | メインページ | アーカイブ | 勉強への取り組み・意識: 2020年9月 »

このページのトップへ