Hopeブログ
「子どもが勉強しない」どうする?

「机には向かうけど、全然集中してない。結局スマホいじってるか、ボーッとしてるだけで・・」
「宿題以外の勉強は自分から一切やらない。テスト前もいつもギリギリです。」
「親が言うとケンカになるので、最近はもう何も言えなくなった。」
「一応、塾には通ってます。でも家では全く復習していない様子で…このままで大丈夫でしょうか?」
こういった悩みは成績の良し悪しに関係なく、どのご家庭でも起こり得るものです。
では、どう向き合えば良いのか?
●「やりなさい」は効かないと割り切る
「早く勉強しなさい」「またスマホばっかり!」
この言葉、言いたくなりますよね。ですが残念ながら、多くの場合は逆効果です。
特に中学生になると、親の言動に対して感情で反応し、反発する気持ちも強くなっていきます。
「やらされる勉強」になると、本人のやる気はますます下がってしまいます。
どんなに正しいことを言っていても、本人が「うるさいな」と思えばシャットアウトされてしまいます。
●勉強しない本当の理由を探る
子どもが勉強しない理由は、「やる気がないから」とは限りません。
塾でも、実際にこんなケースがあります
・やっても成績が上がらないと思っている
・何から手を付けていいか分からない
・勉強の優先順位がそもそも低い など
このように、“できない”の裏には必ず理由があります。
◇よくある心理背景
-
勉強=苦手・つらいものと思っている
→(以前に)頑張っても上手くいかなかった経験がある -
何をどうやればいいかわからない
→ 勉強のやり方が整理されておらず、手がつけられない -
先が見えず、目的意識がない
→ 「なんでこんなことやるの?」と感じている
完璧主義で、最初からうまくやろうとしてしまう
→ ミスや失敗を極端に嫌い、「やらない方が楽」
●「勉強しやすい環境」を整える
急にやる気を出したり、性格を変えるのは難しいですが、環境なら今日からでも変えられます。
例えば、
毎日決まった時間に机に向かう習慣をつくる。
リビングなど、親の目の届く場所で勉強する。
スマホを一時的に預かるルールを決める。
勉強中は親も一緒に静かに読書や仕事をする。 など
ただ、保護者の方が頑張りすぎて疲弊してしまうこともあります。
その時は塾など「外部の力」に頼るのも一つの手です。
家とはまた違う環境の中で、塾の先生との日々のコミュニケーションや指導を含めて何気ないきっかけで子どもがふっと動き出すこともよくあります。
当塾では日々の学習指導のみならず、勉強がなかなか進まない子が変わるきっかけづくり・学習意欲のサポートなど、一人ひとりに寄り添った指導体制に力を入れております。
「勉強が進まない」「やる気が見えない」「勉強の仕方が分からない」などお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。
学習塾Hope
住之江区北加賀屋5-2-9セラ鳴門(南港病院向かい)