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中1の夏が勉強の分かれ道になる

期末テストも終了し、約3週間後には夏休みに突入しますが、「日々の学習習慣」がついていない場合はこの長期休みが絶好のチャンスです。
 
そこで、今回は中1の夏休み期間が“学力の分かれ道”になる理由についてお伝えします。
 
夏休み期間で勉強の習慣がつくかどうかが今後の成績を大きく左右します。
 中学に入って最初の夏。部活にも慣れて、学校生活にも余裕が出てくるこの時期は、「勉強の習慣」をつける大チャンスです。
逆にここで何もやらないと、2学期以降の内容についていけず、ズルズルと“苦手”が増えてしまうことも。
 
しかし、現状は1学期の結果に安心して、夏に勉強をさぼってしまう子も多いです。
 「テスト結果、思ったより良かったし大丈夫でしょ!」
こう言って夏休みを遊び中心で過ごしてしまう子は少なくありません。
ですが、1学期のテストは比較的、基礎的な内容が多く、差がつきにくいのが特徴です。
 
本当の差は、2学期以降の成績で一気についてきます。
夏に“勉強ゼロ”で過ごしてしまうと、次のテストで「急に点が取れなくなった」と焦ることになります。
 
それらの要因として「勉強が日常になっていない」ことが考えられます。
 
中学生になっても家庭学習の習慣がまだ定着していない子が多く、宿題以外に「自主的に机に向かう」経験が少ないまま夏を迎えると、その分の学習機会を損失することとなり、勉強の優先順位が下がってしまうのです。
 
また、1学期の復習をしないまま2学期に入ると、「分からないところがそのまま」になり、授業についていけない…という悪循環に陥ることも。

では、先ず何をすべきか?
 
「学習タイム」を取り入れることです。
 
夏休み期間は“習慣づけ”に最も適した時期であり、朝・昼・夜において学習時間を設定しましょう。

例えば、朝は暗記系(英単語や理社の用語など)だけ取り組む。昼からは英語と数学の課題プリントを〇ページ、夜は国語と理社のプリント演習をやるなど。
時間は各時間帯で1時間、2時間、3時間・・と少しずつ増やしていけばよく、とにかく「毎日続ける」ことが大切です。
 
もし、家ではどうしてもだらけがちな子は、塾や近くの図書館など外での環境も使っていきましょう。
 
この夏に「日々の努力」を続けた子は、2学期に入ってもペースを崩さず成績を伸ばしていきます。
反対に、夏を気楽に過ごしすぎた子は、2学期以降に「急にわからない」と感じることが増えます。
 
2学期早々から遅れを取らないよう、この夏の過ごし方にしっかりと意識を持って日々の学習への取り組みましょう。

学習塾Hope

住之江区北加賀屋5-2-9セラ鳴門(南港病院向かい)

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