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夏休みを有意義に使うためには?
夏休みは約40日間というまとまった時間が手に入る特別な期間であり、ただの休みではありません。
日々の学習において、この長期休みをどう使うかで、2学期以降の成績やモチベーションに大きな差が出ます。
「ダラダラしてしまう子」と「有意義に使える子」は、ほんの少しの違いが積み重なって、大きな差になります。
●よくある失敗:ダラダラ過ごす子の特徴
よく見かける「夏に失速する子」の行動には、いくつか共通点があります。
• 朝起きる時間がバラバラ
• 宿題や課題を“後回し”
• スマホやゲームに時間を費やす
• 「あとでやる」が口ぐせ
• 計画は立てても実行しない or 書いただけで満足
こうした子たちは、気づけば8月下旬になって焦り、無理やり詰め込んで、学力も自信もつかずに夏が終わってしまいます。
これらはすべて、「やるべきこと」と「時間の使い方」がリンクしていないことが原因です。
●自由すぎる時間の“管理不足”
学校がない=自由な時間が増えるということ、実はそれが学生にとって一番の落とし穴であり、管理の仕方を知らなければ、簡単に“浪費”されてしまいます。
・時間があると「まだ大丈夫」と油断しがち
・計画を立てても、強制力がないと実行できない
・習慣が崩れると元に戻すのが難しい
・学校の時間割のような“枠組み”がなくなる
このように、自由度の高い夏休みこそ「自己管理」が求められ、「有意義に使う子」は、この自由を自分のために“設計”出来ていると言えます。
●有意義に時間を使うポイント
①計画は“現実的かつ柔軟”
「ガチガチのスケジュール」ではなく、「目安」として使えるざっくりとした計画
例えば
・1週間で英単語を200語復習する
・この土日で理科と社会のワークは各〇ページを終わらせる など
②「勉強のスタート時間」を固定
毎日同じ時間に起きて、午前中にやるべきことを終わらせる。
これができる子は1日のペースを自分で作れています。
特に午前中に「これだけはやる」という学習ルールがあると、午後以降の時間に余裕ができ、1日の中での学習計画も立てやすくなります。
③「ON」と「OFF」の切り替え
せっかく頑張って勉強するなら、ちゃんと取り組みましょう。
テレビを見ながら、スマホの通知をちらちら気にしながら等はNGです。
勉強するときはしっかり集中してやる。
これは長時間で無くても例えば45分勉強したら10分休憩のセットを繰り返しでもOK。
夏休みの40日間、これはとても長いようで、何となく過ごしていると一瞬で終わります。
夏休みは「成績を上げる」だけでなく「習慣を変える」「自分を動かす力をつける」ための絶好の期間であり、勉強が得意かどうかではなく、行動の仕方で差がつきます。
学習塾Hope
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